子連れ海外旅行の行き先にウズベキスタンを推しまくる

先日、5歳の息子と2人でウズベキスタン旅行に行ってきたので、この記事では旅を振り返りつつ、「ウズベキスタン子連れ旅行ってどうなの?」ってことを書いていきます。お子さんとウズベキスタンへの旅行を計画している方の参考になればと。
ウズベキスタンが子連れ海外旅行にオススメな理由
1. 割と近いのにめっちゃ異文化!
子供を海外に連れていくならやっぱ脳に強い異文化ショックを与えたい笑
日本と全然違う生活があって、それがその場所では当たり前で、でもやっぱり共通している価値観もあって…みたいなことを感じ取ってもらって、脳細胞をガンガン増やして欲しい。
んで、そのためには日本から離れた文化圏に行きたくなるもの。ただ、文化圏が違う国はそれだけ日本から距離も遠く、フライト時間が長い。そして子供との長時間フライトは何かと心配が多い。
仕方ないので近距離の東アジアや東南アジアが候補になりがちだが、日本と概ね似たような文化圏で刺激ないんだよなーとなる。
そこでウズベキスタンである。 成田から直行便で行きは9時間、帰りは6時間半で帰って来れる。(東西に飛ぶせいか偏西風で行き帰りの時間差がすごい。)
9時間を近いと見るか?ってとこについては子供の様子にもよるだろうけど、東南アジアでもどのみち6時間はかかるので、まあ9時間は許容範囲になるかと思う。
2. 治安がいい
子供を連れていると子供に気を取られて周囲への注意力が下がる瞬間があるので、現地の治安は重要である。で、ウズベキスタンは治安がいいという話をよく聞くが、実際行ってみて犯罪やトラブルに遭わずに帰って来れた。
海外の都市にはしばしば現地の人も警戒している異様な雰囲気のエリアがあったり、犯罪に遭わないまでも強盗未遂・詐欺未遂に遭うような経験がある。それがウズベキスタンでは無かった。少なくとも私が行ったタシケント、サマルカンド、ヒヴァで普通に観光している分には身の危険を感じることは無かった。子供から目を離さない、貴重品は肌身離さず持つなど海外旅行の常識的な安全管理をしていれば犯罪に巻き込まれる可能性は低いと思う。
3. 衛生的
現地の食事を食べてて自分も子供も腹を壊すことはなかった。これは子連れ旅行では重要だ。食中毒は親がなっても子供がなっても待っているのは地獄である。私は息子をいつかインドに連れてってやりたい気持ちがあるものの、行くと100パー腹を壊すので見送っている。ウズベキスタンに関してはこの心配がないので安心して連れて行ける。ウズベキスタンのレストランは入り口に手洗い場があることが多く、手洗いしてから入店できるようになっている点も衛生面への意識の高さを感じる。
あと野犬も見なかった。東南アジアや南アジアは野犬がそこらへんにいる。大人に絡んでくる野犬は少ないにせよ、子供は割と野犬に絡まれやすいのでリスクである。その点もウズベキスタンは心配ない。
その他、街にはゴミがあまり落ちておらず基本的に綺麗だし、地下鉄は落書き1つなく、長距離列車の床がゴミだらけになるということもない。人々が節度と秩序を守っている感じがあって、なんか日本人的な感覚を共有できる人々かもしれないと思った。
4. 子供に優しい人々
子連れで旅行していたらいろんな人が優しく接してくれた。子供もよく話しかけられて可愛がられていたし、お菓子をくれた人も何人かいた。おばちゃんは特に優しいが、若い兄ちゃんでも優しい。日本よりも子供が多い国で慣れている感ある。
あと、観光地の入場料や地下鉄など、未就学児は無料なところが多くて助かった。有名な観光名所のサマルカンドのレギスタン広場さえも息子は無料で入れた。
子供と行くウズベキスタンの歩き方
到着したらまず慣らす
異文化は子供にとって相当なストレスで不安になるようだ。落ち着かせるためには、新しい環境でも普通にやっていける実感を与えてあげること。そのためには日本で普段やるような行動を取るといい。例えば公園の遊具で遊んだり、カフェでジュースを飲んだり、昼寝時間をたっぷり取るなど。食事もハンバーガーやピザなど慣れたもので入っていく。
私の子供は初日からチョルスーバザールを観光し、市場でウズベク料理を食べたら圧倒されて不安な気持ちになってしまったのか、ホテルに帰りたがった。そこでホテルで休憩後、公園に連れていって遊具で遊ばせたら笑顔を取り戻し、ホテルで3時間昼寝をしたら完全に元気になった。その後の旅で「ホテルに帰りたい」と言う事はなかった。
ちなみに、初日はタシケントから旅を始める人が多いだろうが、タシケント シティパークは日本の公園にもありそうな遊具が置いてあるのでオススメである。

↑タシケント シティパークの遊び場
食事事情
日本食と結構違うので子供はあまり慣れなかった。正直私もそれほど慣れなかった。
辛い料理はなかったが、スパイスの風味は効いているので子供はお気に召さないのかもしれない。食に対する警戒値が上がって食わず嫌いが増えたし、食べても一口で終了することもあった。
料理を馴染みのある単語に置き換えて渡すといい。ラグマン→トマトうどん、プロフ→チャーハン、シャシリク→焼き鳥、サモサ→肉まんパン...と言い換えて渡すとハードルが下がって食べる。
息子はラグマンとサモサは結構気に入ったようでよく食べていた。プロフは油っこいのかあまり食べず。ケバブもスパイスの風味が慣れないようだった。パンはそこら中で売っていてよくおやつにした。あとミニマートはビスケットなど買えるのでおやつにオススメである。
トイレ事情
急な子供のトイレ要求に応えられる程度にはそこそこトイレがある。カフェやレストランには必ずある。観光スポットや市場、公園、駅など人が集まるところには公衆トイレもある。公衆トイレは有料なところが多い。入り口でスタッフに30-50円程度を払って入る。有料な分、汚すぎて使えないみたいなことは無い。
利用した感じで洋式が90パーで、時々和式トイレもある。日本では和式はもうほとんど見ないので、子供は最初和式の使い方がわからなかった。
トイレットペーパーはどのトイレにもある。ただし、トイレットペーパーはトイレに流せないのでゴミ箱に捨てる。子供にも初回に教えておく。
移動
ウズベキスタンの長距離移動といったら寝台列車。寝台列車なら子連れはやはり1等寝台が快適で安心。完全個室で子供がいくらふざけても周りに迷惑が掛からない。ベッドで寝転がしておけば長時間の乗車でもなんとかなる。ただ1等寝台のチケットは1ヶ月前くらいに売り切れるので予約が取りにくいのが難点。
鉄道については別記事に詳しく書いた: ウズベキスタン子連れ旅行-寝台列車編
街中の移動はYandex Goというライドシェアアプリで移動すれば間違いない。何度も利用したがトラブルなく目的地にちゃんと到着できた。
ウズベキスタン子連れ旅行の振り返り
子供は意外と楽しんでいた
遊園地とかリゾートとかでなく、歴史的建築物や砂漠などが観光スポットなので正直息子の反応は心配だった。もし「つまらん」とか「家に帰りたい」とか言われればやはり残念だし、諸々の移動や観光も非協力的になるだろう。ただ、この心配は実際に行ってみたら無用だった。砂漠など特別な場所に限らず、寝台列車移動や街の散策なども楽しめたようだった。
ウズベキスタン子連れ旅行-ヒヴァ編(砂漠もあるよ!)で書いた通り、Booking.comを通して、砂漠巡りツアーやパン焼き体験ツアーなども参加できるので、そういうお楽しみ要素を入れてあげるといいと思う。

↑ヒヴァのパン焼き教室でウズベキスタンのナンを作る息子
大人の時間軸の観光は期待しないこと
観光スポットでは悠久の歴史を感じながらじっくりと建築物を眺めたりする余裕はない。子供はすぐに「じゃ次行こう」となる。そのつもりで行ったし実際そうなった。そのつもりでいた方がイライラしなくて済む。1つの建築物を3分も見れたらラッキーというくらいの感覚。
また、ご機嫌に過ごすためには子供のお昼寝時間もどうしても必要になる。日中の最大3時間はホテルの部屋で子供の寝顔を眺めながら、暮れていく空を眺めることになるかもしれない。過ぎゆく時間が虚しいかもしれないが、これも最初からそのつもりいた方がイライラしない。本など読んでゆっくり過ごすといい。
ヒヴァが良かった!
ヒヴァはタシケントから鉄道で14時間と遠いが、街そのものが城壁で囲まれていて非常に治安がいいので、子連れ旅行者としてはストレスなく安心して楽しめる。街自体が小さいので巡りやすいし、カフェやレストランも多いので疲れても一休みしやすい。近郊には砂漠もあり、珍しい体験を子供に提供できる。
ヒヴァまでは寝台列車で長時間の移動になるが、もし電車好きの子供であればそれも強烈なハッピー体験になると思う。
というわけで、タシケント、サマルカンド、ヒヴァの3都市に行ったが、個人的にはヒヴァが一番観光しやすかったし楽しかった。ブハラはスケジュールの都合で行けなかったが、ウズベキスタン人にオススメされたので次はブハラも行ってみたい。ブハラも観光地とホテルが狭いエリアに密集していて子連れでも廻りやすそうである。
おわり
そんなわけで、子連れ旅行の旅先としてウズベキスタンはすごく良かったという話でした。ウズベキスタン旅行記も興味があればどうぞ。
- ウズベキスタン子連れ旅行-タシケント編
- ウズベキスタン子連れ旅行-寝台列車編
- ウズベキスタン子連れ旅行-ヒヴァ編(砂漠もあるよ!)
- ウズベキスタン子連れ旅行-サマルカンド編
- ウズベキスタン子連れ旅行-タシケントからの帰国編
追記(2026年1月)
なんと、当ブログにも掲載した私と息子の旅行写真が「第2回ウズベキスタン・フォトコンテスト」にて最優秀賞を受賞しました。詳細は下記の記事にて






