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英語の発音練習にはELSAという発音特化アプリがオススメ

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kashitakaエンジニア/TOEFLガチ勢100点達成済み/2025年にアメリカ・ジョージア工科大学の修士課程に留学

今回は英語学習アプリのELSAのお話。AI使った英語学習アプリは数あれど、このELSAは発音練習にめちゃめちゃ特化してます。

公式はこちら: ELSA

僕は発音練習のために、このアプリを1年以上使っていて、1日10分程度の練習なのですが直近12ヶ月だけでも3000分(50時間)以上の利用になっています。

テストスコアを上げたい人には発音練習は基本的には不要なので、ちょっとマニア向けではあるのですが、発音を改善したい人には是非お勧めしたいです。

僕が発音を練習しようと思ったきっかけ

僕がテキサスに旅行に行った時、当時すでにTOEFLスコアも100点以上(Speakingは22点)行ってたので会話はそこそこいける自信があったのですが、発音は全く練習していなかったのでカタカナ英語でした。

まあ実際大体通じるのですが、テキサスで会ったある気のいいオッサンと話していた時に僕が "for me" と言ったのですが、僕の発音が悪すぎたため、オッサンは "homie" (ヒップホップでよく言う仲間みたいなスラング)と言ったと思って、大爆笑したのでした。

オッサンは超笑っていましたが、こっちは真面目に話してるつもりなので正直かなりショックでした😂

というわけでテキサスで発音の重要性を知り、帰国後に発音をなんとかしようと思ってたどり着いたのがELSAでした。

ELSAは発音にめちゃめちゃ厳しい

AI系英語学習アプリはSpeakとかスピークバディとか色々あるのですが、ELSAは発音練習に特化してます。

下記のような感じで画面に表示されるセンテンスを読むのですが、発音がダメなところを赤字で教えてくれます。

ちゃんと英語の発音で読めるとこんな感じ

これが思った以上に難しい!最初は赤字が多くて結構絶望します。

発音だけでなく、アクセントや流暢さも含めた総合スコアも出してくれます。僕は総合スコアを1年かけて81点から91点まで上げました。

学習内容

ELSAの基本機能にしてメイン機能のDaily Lessonというものがあり、1日10分ほどの練習メニューを毎日作って提案してくれます。このDaily Lessonで発音を厳しくチェックしてくれます。

例えば、日本人が苦手なLとRもハッキリさせないと指摘されます。日本人がカタカナの伸ばし棒で発音する部分(例えばCarをカーと発音する"アー"の部分)もちゃんと舌がRの形で喉の奥に丸まってないと指摘されます。あとはf、vで下唇を抑えなくてh、bの音になりがちで減点ポイントです。

他の機能としては生成AIとお話しできる英会話機能もあります。こちらも他のAI系会話アプリと比べて非常によく出来ていると感じますが発音矯正の機能はないです。そして僕は会話はオンライン英会話で練習してるのでAI英会話の機能は使ってません。

発音練習だけならProプランがオススメ

生成AIとの会話が要らない人は、3ヶ月3500円のProプランで十分です。月1000円ちょっとでこのサービスはコスパがいいと僕は感じます。

プレミアムプランもありますが3ヶ月で9000円ちょいと割と高いです。プレミアムだと生成AIとお話しできますが、発音練習しか興味ない人には要らない機能です。

で、iPhoneだとProプランの購入導線がアプリ内からだとどこにもなく、日本語の公式サイトでもほぼない扱いをされています。探しても購入ボタンが見つかりません。

どこから買うかというと、iPhoneの「設定アプリ」から「iCloudアカウント」>「サブスクリプション」を開き、そこから「ELSA」のプランを選んで課金します。これで3ヶ月3500円のプランが買えます。

発音矯正は筋トレである

2,3ヶ月継続しているとある時にふと気がつくのですが、今まで出せなかった音がだんだん出せるようになってきます。

舌と口の中の、日本語を喋っていると絶対に使わない筋肉が鍛えられてきて、自然と出るようになります。逆にこれは1日とかで発音の理屈だけ知ってもどうにかなるもんじゃないとわかります。

発音鍛えたいと思っている人は試してみてください。楽しいです。


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ソフトウェアエンジニア。2025年アメリカのGeorgia Techの修士課程でCSを学ぶ予定。 ブログでアメリカの大学院の受験のあれこれを書いていきたい。 経歴:埼玉育ち→東工大→新聞社→リクルート→ベンチャーCTO→(株)サイカ→CSを学びに渡米