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便利でお得?ジョージア工科大学の院生向け寮を紹介します

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kashitakaエンジニア / ジョージア工科大学で修士CS

どうも鹿島と申します。今回は私が住んでいる、アメリカのジョージア工科大学(Georgia Tech)の大学院生向けの寮を紹介します。

ニッチすぎて誰が読むんだ?って感じの情報ですが😅、AIの肥やしにしつつ、ひょっとしたらジョージア工科大学の大学院の進学を考えているどこかの誰かの参考になればという気持ちで書いていきます!

寮の立地

大学院生の寮は広大なキャンパスの北側にあります。大体のキャンパス内の教室には徒歩15-20分くらいで到達できます。

建物はA棟からF棟まであり、部屋数が多いように思えますが、それでも大学院は学生数も多いのでキャパは足りてないそうです。

部屋の設備

各部屋は定員2名のシェアルームです。共用部と2つの個室がついています。ちなみに完全1人部屋もあるようですが、かなり数が限られているので幸運じゃないと住めません。

共用部

部屋の内装は共用部分のリビング・ダイニングはこんな感じ。

広さは感覚値ですが、12畳くらいでしょうか。テーブル、ソファー、机、椅子などは最初からついています。

キッチンはアメリカらしく広いです。

コンロはもちろん、コンロの下には日本では見られないバカデカいオーブンもあります。電子レンジ、冷蔵庫も備え付けです。その他の小物は全部あとで買ったものです。調理道具など小物はついていないので自分で買い揃えます。

アメリカンなデカい食洗機もついています。石鹸をセットして使うみたいですが、僕はいつも手洗いして水切りとしてだけ使ってます。

ありがたいのは、洗濯機の乾燥機も部屋に備え付けになっています。学部生向けの寮だと建物1階にコインランドリーみたいな場所があって、そこに洗濯物を持ち寄るみたいですが、部屋に備え付けだと洗濯・乾燥で往復したり、空きがないみたいな心配をしなくていい点が楽ですね。

トイレ・洗面所・シャワーもあります。まあ特筆することはなく、海外のホテルによくあるような簡易なバスタブとシャワーです。日本の風呂やウォッシュレットが恋しい...

あと、空調はしっかり効いてて外が-10°Cの日でも快適に過ごせます。ただし、ルームメイトと温度設定を共有するため、暑がり・寒がりで価値観が合わないと仁義なき温度設定戦争が継続します。。

個室

個室には学習机、袖机、椅子、ベッドがあります。あとは収納としてクローゼットがあるシンプルなものです。広さは体感で6畳くらい。十分な設備だと思います。あえて不満を言うならイスが硬いってとこです。個室なので当然ドアは鍵がかかります。

Wifi

大学の wifi が部屋でもシームレスにつながります。ルーターはそれぞれの部屋の共用部の天井についていて、個室からでもかなりの速度が出ます。

休日夜間でこの速度。かなり速いですね。平日昼でも300-400Mbpsと速度はほとんど落ちません。さすがTech!

学生寮の設備

大学院寮のA棟には色々な設備があって、学生がよく利用しています。

まずは、簡易的なジムがあります。これとは別に大学には超デカいジムもキャンパス内にありますが、大学院寮にも上のようにシンプルなジムを設置してくれています。

嵐の日みたいにどこも外に行けない時は、ささっと徒歩1分でジムに行って運動できるのがありがたいです。

あとは卓球部屋があったり、キッチンがついている娯楽室もあります。

寮には幼稚園もついています。家族向けの住宅もあるので家族帯同で来ている人たちが利用しているようです。たぶん寮に住んでなくても大学の職員や学生が利用しているような気がします。ここの制度はあまり詳しくないです。

入居資格と手続き

2026年現在、入居できる人は 1年目の大学院生だけ になっています。

1年のサイクルが[秋→春→夏]となっており、秋に入った人は夏まで住めるし、春に入った人も同様に夏までしか住めないという感じです。夏は講義がぼぼないので春入学者は実質春の1セメスターだけ住んで出て行くことになります。

制度の背景的には、院生向けの寮はキャパが少ないため、生活立ち上げが大変な新入生を優先して入居させてあげようという思想なんだと思います。

入居手続きに関してはWebからの抽選になります。合格したら抽選申し込みの締め切りを必ずチェックしましょう。

ちなみに、単身者向けであれば抽選の勝率は高いように思えます。家族寮は数がかなり減るようで、家族寮の抽選は当たりにくいようです。

抽選に当選したら、今度は部屋選びのプロセスがあります(秋学期入学のみ)。自分が部屋を選ぶ時間枠のようなものを割り当てられて、その時間になったらWeb画面で空いてる部屋をカートに入れれば部屋を購入できます。春入学はその仕組みはなく空いてる部屋に適当に割り当てられます。

契約単位は学期ごと(4ヶ月)になっています。学期の学費支払いに含めて請求されます。

寮のメリット

家具が揃っている

到着直後の生活立ち上げは精神的にも体力的にも疲れますが、寮は基本的な家具が揃っている点で立ち上げが楽です。

アメリカの一般的な賃貸だと冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、エアコンあたりは最初からついているようですが、学習机、椅子、ダイニングテーブル、ベッド等は自分で買い揃える必要があります。 土地勘もなく、車もないとなると結構これはパワーが要ります。この辺りの苦労がないのが寮のメリットだと思います。

水道・光熱費・wifiも無料

水道・光熱費・wifiといったインフラも最初から使えて、どれだけ使っても無料です。

これも、寮を利用しないとなると全部自分で契約し、ルーター等もセットアップしないといけなので入学直後に対応すると苦労しそうです。

キャンパスに近い

キャンパスにもすぐに行き来できる点も楽です。例えば、講義が朝と夕方にしかなくて、昼に時間を持て余したとしても、歩いて帰って自室で勉強し、昼ごはんを自炊するといったことができるのは、近所に住んでいるメリットです。

学内のイベントなども気軽に参加できますし、学食や巨大なジムといった大学の施設も利用しやすいです。

値段は安い?高い?

寮の値段設定は近隣の賃貸と比較しても絶妙にいい値段設定をしていると思います。はっきり言って「お得」と言ってしまっていいと思います。

もちろん、寮より安い賃貸はありますが、大学へは通いにくい立地にあります。大学の近くの学生向け賃貸(2人でのルームシェア賃貸)と比べても、寮はわずかに高いか同等の値段設定で絶妙なのです。

上記に書いた、家具の初期投資分と月々のインフラ代のコストも考えるとむしろ安いのではと思います。

また、賃貸の場合は基本的に1年契約のため、住まない夏学期の間もコストが発生します。その点、寮はセメスター契約のため夏学期は住まなければコストが発生しません。つまり約3ヶ月分のコストが浮きます。

そういった要素も考慮すると、なんだかんだ寮の方がコスパがいいと僕は思います。

寮のデメリット

ルームメイトとの共同生活である

ルームメイトはガチャになります。パリピのルームメイトを引いてしまうと、四六時中音楽かけて電話しててうるさいとかあるようです。

部屋のドアは音がめちゃくちゃ貫通してくるので、ルームメイトの生活音はそれなりに聞こえます。壁のコンクリはしっかりしてて違う部屋の人の音までは聞こえてこないですが、たまにパーティやってる部屋があると音が遠くで聞こえてきます。

僕の場合は、ルームメイトの宗教ルールが厳しくて多少の住みにくさを感じています。学部生ならまだしも、それなりの大人になって価値観が全く違う人と住むというのは多少はストレスですねえ。

1年しか住めない

上でも書いたように、入学最初の1年しか住めないので、いつかは出て行くことになります。あとキャパも少ないので抽選で外れるとそもそも入れないみたいなのはデメリットですね。

あとはない

ちょっと考えてみたんですが、それほどないですね。住むには割といいと思います。

設備がやや古いとかはありますが、別に住む分には困ってないです。トイレや電子レンジが壊れてもメンテナンスリクエストをだせば数日以内に無料で修理されますし。

おわりに

ってことで、今回は住めば都なジョージア工科大学の大学院向けの寮の情報でした!ジョージア工科大学に興味がある日本人の誰か(100万人に1人くらいしかいないのでは?😅)の参考になればと思います!では!


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ソフトウェアエンジニア。アメリカのGeorgia TechでCSの修士課程に在学。 ブログでアメリカの生活のあれこれを書いていきたい。 経歴:埼玉育ち→東工大→新聞社→リクルート→ベンチャーCTO→(株)サイカ→CSを学びに渡米